2011年9月20日火曜日

日曜日の出来事

外がかなり騒がしい。太鼓たたいたり、トランペット鳴らしたり、ずっと音楽が流れてて、たまにひいてはまた盛り上がるの繰り返し。

でもパジャマだし、洗濯途中だし、見に行くのもな…。
と思った日曜日。

今日、同じDjassinに住む職場のM(ムッシュ)聞いてみたところ、誰かが交通事故で亡くなってお葬式をやっていたそう。

そう、ベナン(というかアフリカ?)のお葬式はFeteフェット(お祭り)なのです。皆でおそろいの生地から作ったボンバ(伝統衣装)を着て、飲んでは食べ、踊ったりして死者を弔うのです。朝から晩まで!
(写真なし)

お葬式以外にも、結婚式、子供が生まれたときなど、同じように祝うらしい。

自分が死んだときも、しんみりよりお祭りの方が楽しそうでいいな!なんてちょっと思った。

ただ、M(ムッシュ)、あまり好きではない様子。
聞くに、誰かが病気になったとき、病院に行くお金は出さないくせに、死んでお葬式をやる時のお金は出す人もいる、自分の弟が死んだとき、自分は悲しくて、食べ物を食べることができなかった、なのにfeteなんて、なおさらしたくなかった。

そうか、勝手にアフリカ人は人の死に対して強い(というか慣れている)のかと思ってたけど、大事な人への思いは万国共通だよな、と当たり前のことを思った。

ボンバはこんな感じ。ボンバについてはまた次の機会に書きます。



ベナンの道。
こちらはコトヌーcotonou。



こちらはポルトノボporto-novo。
バイクは免許取らなくても乗れるので、市民の大事な足。
でもルールがしっかりしてないから、ちょっとの不注意で交通事故がすぐ起こる。
他人事ではない。

2 件のコメント:

  1. 質問!!ベナン服の柄は正式には何柄というの?何をイメージした模様なの??

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  2. たぶん数百ぐらい柄の種類はあると思う。
    ナイジェリアかどこかで作ってるんじゃなかったかな。
    今度布屋が集まる、ミセボのレポートするね。

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自己紹介

自分の写真
2011年6月より西アフリカのベナン在住。青年海外協力隊村落開発普及員としてベナンの学校保健に関わる仕事をしています。首都ポルトノボ(porto-novo)にある、ウエメ・プラトー県教育事務局(DDEMP)配属。千葉県出身。