2012年1月20日金曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
ご無沙汰しています。
バタバタしたり、ハルマッタンのほこりと寒暖差にやられたり、ベナン中でネットが使えなくなったりしている間に、あっという間に日にちがたってしまいました。

新年早々夜停電で、ちぇっとかぶつくさ言ってるうちに、2日から出勤で、
日本の1月のような感じは全くなく、新年感の少ない2012年1月です。

暑い冬を迎えて、とりあえず日本の四季ってすごいなぁと思います、
春夏秋冬があって、それぞれの季節で食べるものが違い、着る服も変わり、何をして時を過ごすかも変わってくる。
もちろんベナンも季節があり、旬の食べ物もあるけど、日本と比べちゃうと同じ感じがします。

2012年はまるまる一年ベナンにいるわけだけど、一年間を考えるとなんかただただまっすぐな、道路に立ってしまった気分。
どうやって過ごすかは自分次第、自由で、何もしなかったら何もしなくて済んでしまう分、自分に甘えないようにしなくちゃなぁ。行動あるのみが今年の目標です。
というわけで今年の目標、何か5つイベントをする にしました。

ちなみに裏目標は、ちょっとは大人になるです。にやり。

さて、
隣国のナイジェリアで石油の値段が急騰し(2倍くらい)、全部輸入に頼ってたベナンでも急騰、ガソリンが通常の2倍で、運送は車やバイクに頼っているので(電車などの運送機関がない)物価もじわじわ上がってきてます。
トマトと玉ねぎと、オクラ以外の野菜もほとんど輸入なので、一緒に値段も上がり中。
今のところ大きな事件とか、毎日の生活がひっ迫とかはないけど、長く続くと怖いなと思います。

一月の仕事は、Houenouさんの井戸建設計画の手伝い(これはややこしいのでまた今度)と、2月にサケテでやる予定の空手教室の準備、これから1年半の活動計画の作成、てな感じです。

以上、近況報告でした。

2012年1月2日月曜日

ベナンでクリスマス

ちょっと遅くなりましたが、ベナンでクリスマス編。

ベナンの南はクリスチャンが多く、北はイスラム教徒が多い。
私の住むポルトノボは、南ということでほとんどの人がクリスチャンです。

クリスマスに何するか聞いてみたところ、
ほとんどの人が、食べる、飲む、踊る、fête(お祭り)と答えていました。

クリスチャンは、毎週日曜日にミサがあるけど、ミサは手をたたいて体をゆすりながら(踊りながら)讃美歌を歌います。おそろいのボンバ(民族衣装)を着ている。
今はもう見慣れてしまったけど、やっぱり黒人の人が大勢でコーラスしている様子は圧巻です。




ちなみにフランス語でクリスマスは、ノエルNOËL。
ノエルは子供たちの行事らしく、日本でいえばお正月のお年玉のような感じで、子供達はプレゼントを楽しみにしている。
街では、おもちゃを売る臨時の屋台が出来ます。




ただプレゼント、必ずしも25日にもらわなくてもいいらしく、12月に入ると、ラジコンカーやら、髪飾りやら、ピカピカのプラスチックを持った子供が増えます。
少年いわく、12月は、毎日がFete(お祭り)だそうな。うらやましいなぁ。


そして一番おもしろかったのが



12月になると、こんな格好の子供達が、外で食べてたり、街を歩いてたりすると寄ってきます。

最初見たとき、なんか変なのろいかけられるかと思って、怖くて逃げちゃったけど、どうやらベナン版ハロウィーンみたいな感じらしい。缶で作った太鼓をたたいて、中国人もびっくりな仮面をかぶった子が踊り、お金をもらう仕組み。スカートは、紙で作ったわっかです。

たいてい一番小さい子がダンサーで頼りなげだけど、うまい子はめっちゃうまいそうだ。
上手に踊ったら、小銭いっぱいあげちゃうぞ、といってみるけど、照れとめんどくささ半分の子供が多いポルトノボ。
都会っ子だなー、そんなんじゃ稼げんぞ。とか、ビール片手の大人たちに野次を飛ばされます。お年玉もただではないんだ。

気になるお休みですが、クリスマスの12月25日、正月の1月1日がお休み。でも今年は両方とも日曜日だったので、暦通りでした。
チーン。

ちなみに私は、ベナン東部在住の隊員たちとFete。
ちょっとだけ誕生日お祝いしてもらいました。

無事△歳。

お祝いのメールもいただいて、どうもありがとうございます。幸せ者ですm(..)m

自己紹介

自分の写真
2011年6月より西アフリカのベナン在住。青年海外協力隊村落開発普及員としてベナンの学校保健に関わる仕事をしています。首都ポルトノボ(porto-novo)にある、ウエメ・プラトー県教育事務局(DDEMP)配属。千葉県出身。