2011年12月3日土曜日

相棒を探せ!(3度目の正直)

日本でいえば11月は文化の秋ですが、ベナンでも行事続きです。この前のパラクーに続き、26日にわくわくフェスティバルがアボメカラビというところで開かれました。日本人のボランティアが、日本の文化紹介を目的に開いたこの行事。

小学生が100人くらい集まりました。

さて、今回も私には野望があり、前回空手の行事でナンパしたアボメカラビのベナン人と、空手をやりたいと考えていました。

お祭りの2週間前、わざわざアボメカラビに出向き、そのベナン人と待ち合わせ。
連絡がとぎれとぎれだし、あやしいなーと今回は思っていたけど、朝7時半の待ち合わせ時間に会えず、連絡も取れず…

そしたら、たまたま別のベナン人よりTelあり。その人はポルトノボに住んでいるE氏ですが、よく聞けば今アボメカラビに来ているとのこと。


チョ!(ベナン人は驚くときこういいます。)

アボメカラビ市役所の前の大通りで、なんともまあ、ばったり会うことができました。

聞けば、お祭りに来てくれるとのこと。事前に練習しようという約束もとりつけました。
そしてなんと同い年!(関係ないか)

2週間後。

事前練習は、E氏の仕事が忙しかったようで会えず、ドキドキの当日。約束の9時に現れません。やっぱりかー、と思った矢先。

遅れること1時間ですが、やってきてくれました。

本番前の打ち合わせ。演目は前回と同じく松濤館流の観空小。
空手は断然E氏の方がうまく、一緒に練習してないし別々にやった方がいいんじゃないと言われた。
結局文化交流が目的だから、一緒にやることに意味がある!と無理やり押し切り一緒にやったけど。。。

来るか来ないかわからないベナン人、という私の偏見の中、演目ももっとこうした方がいいとか、型はもっとこうした方がいいとか、アドバイスをくれた。

だって来てくれるかわからなかったから!とは言えず。
確かに呼ぶことに自分の意識が集中していて、演目も練習も全然練り足りてなかったな、と自分とちょっと反省。


ベナン人と言ってもいろんな人がいると知りつつ、何かあれば、ベナン人だからとひとくくりに考えている。
しょうがない部分が大きいけど、読めないなぁ!
彼は、もしやらせてくれる小学校があれば空手を教えたいと言っていたので、今後も一緒に何かできればなと思います。出会いに感謝。

ところで、発表の前に空手ブースで来た小学生に空手を教えていたのですが、大人気!
会場の小学生を全部持って行ってしまう勢いでした。
すごいな。完全に手に余りました。
ほんとに空手大好き。

せっかくこんなに興味をもたれてるのだから、もっと多くの日本人や、中国人や韓国人(なぜなら空手の中にカンフーとテコンドウも混ざってるから)がアフリカと空手とかかわってもいいのではと思う。これについてはまた書きたい。


写真は、自分で全然撮れなかったので、誰かにもらってからアップするかも。
あと演武の様子がベナンテレビに映ったらしい。テレビがないので見られない。残念。

それにしても毎度思うけど、こんなFeta(お祭り)を開いてしまう先輩隊員のエネルギーには感服です。いつか自分もできる日が来るのだろうか。


お疲れ様でした。

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自己紹介

自分の写真
2011年6月より西アフリカのベナン在住。青年海外協力隊村落開発普及員としてベナンの学校保健に関わる仕事をしています。首都ポルトノボ(porto-novo)にある、ウエメ・プラトー県教育事務局(DDEMP)配属。千葉県出身。