2012年7月12日木曜日

ベナン到着一年の発熱

職場では、トイレに行くとき係のおばちゃんに鍵を借りなければいけません。
(トイレに鍵が閉まっているので。)
一時期、鍵が無くなるたびに、
「ヨボ(白人のこと、ここではつまり私)、鍵を返せ。」と言われ、
「さっき返したじゃん!」と口論(けんか)してました。

6月中旬に、疲労だか、気候のせいだか、ベナン初発熱。
38℃から熱下がらず、悪寒、
ついにマラリアか!ハマダラ蚊か!と覚悟したけど、違いました。
扁桃腺の炎症のせいでした。
あーぁよかった。×100
と思いつつ初療養、atコトヌー、1週間。枕が合わず、肩こりになったけど、無事に帰宅。


さっき久々に職場のトイレに行ったら、
「おいヨボ(その呼び方は変わらず)、最近見なかったけど、具合でも悪かったのか。」と、予想外のお言葉。
ケンカ腰(というか何言われてもいいように武装して)行ったのだけど、心配されてしまいました。


こんなちょっとした出来事に、ベナンに来て一年たったんだなぁ、と実感するこの頃です。
モロッコへ旅行も行ったので、旅行+病気でしばらくポルトノボを空けていたのだけど、どこに行ってたのと、
みんなに心配されてちょっとほくっとした6月でした。
日本は暑さが増してるだろうけど、ベナンは今が一番寒いです(でも27度くらい)。
去年はむわっとして感じたけど、今年は寒く思わず長袖活用中です。


そうそう、6月にベナン到着一年、すでに2年の任期の折り返しです。
後輩もどんどんくるし、活動も気合を入れ直し、見直し、新企画を計画中。
身体測定は、27校6,166人を無事終了。試行錯誤は相変わらずです。

風邪の後日談。
抗生剤のアレルギーか、全身に蕁麻疹が出来てしまって、復帰早々再びコトヌーに戻りました。
慣れた慣れたと思ってたら油断大敵。
体調管理の大切さが身に沁みます。
いろいろつらかったべ。

【家の横の長屋の子ら。小学校が夏休みになって、遊んだり、掃除したり。それにしてもこの写真、各々の個性が発揮されてるなぁ。】


最後に、こっちでは「久しぶり」のことを
Il y a trois jours.(三日ぶりだね) といいます。
返事は現地語で、
Dokpo dje jiドッボジェジ(プラス一日=四日ぶりだよ)と答えます。
なんかかわいいっしょ。

【花の名前は知らないけど、ベナンのアジサイ(命名)。大きさはその5分の1くらい】


5 件のコメント:

  1. ランタナ(和名:七変化)ですね。
    ちょうどこの前、
    「この小さな紫陽花みたいなのなんだろう?」
    ってなりました。

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  2. 2丁目の家の庭に咲いてたんだけどな~。
    丈夫な花で構ってもらえない学校の隅にも咲いてます。
    トホホッ。。私のよう・・・

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  3. さとうさん
    お!日本にもあるんですか。。
    全然ベナンのアジサイじゃない笑。
    では咲く時期も日本と同じくらいですね。
    ちなみに辞書で調べたら、アフリカ原産で、あとアジサイの別名も七変化というそうでした。勉強になる。私も7まではいかずとも3つくらい変身してみたいなぁ。

    はは
    あらそう、大野にも。
    丈夫なところが母そっくり?
    花も言ってるよ。トホホホッ。もっとはかないやい。

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  4. 怖い病気じゃなくてよかった!
    山形は今日35℃超えたよ
    三途の川見えた~
    ベナンはそんなもんじゃないんだろうな…おそろしや…

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  5. かな
    うーん、日本のそれもそれで大変そうな…。
    あっち側に行っちゃわなくてよかったよ。
    まだ7月なのにね。
    体調気を付けてね。

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自己紹介

自分の写真
2011年6月より西アフリカのベナン在住。青年海外協力隊村落開発普及員としてベナンの学校保健に関わる仕事をしています。首都ポルトノボ(porto-novo)にある、ウエメ・プラトー県教育事務局(DDEMP)配属。千葉県出身。