2012年9月21日金曜日

隊員総会と空手教室

①空手

任地の隊員が行った夏期講習に、
ちょっとずつ参加させてもらい空手教室をやりました。
空手の習得というよりは、日本文化紹介に近い感じ。

その1 理数科隊員の補講にて

中段突き、受けの練習
特に受けは難しかった様子。

理科の補講という全然関係ないコマを使っての練習でしたが、
皆意欲的に取り組んでくれました。

(写真はK隊員にいただきました。メルシーボーク)

その日の補講は、食物連鎖の単元。
七ならべを使って説明していました。
とてもわかりやすかった。


その2 体育隊員のスポーツ教室にて

前回の反省を生かし、もっと簡単な技を考えました。

 礼→下段払い→中段突き→礼

以前、子供に空手を教えると言ったら、喧嘩になるからやめろと言われたことがありました。
一理ある気がして、最初の礼(つまりお辞儀、礼儀作法)が今回のポイントです。

一通り練習した後に1人ずつやってもらいました。
礼。

中段突き。この子うまいね。

礼。

げ、下段払い?

間違えちゃった笑。

彼のスポーツ教室では、
フリスビーやボールを使って、キャッチして投げる動作の練習をしていました。
単純な動作だけど、ルールを変えてやるから、おもしろく繰り返しできる、工夫を感じました。

シュワッチ。

参加した10人くらいの中に2人も空手を習っていた子が。
ただ道着が買えなくてやめたと言っていました。

偉そうに書いてるけど、定期的に空手を教えるのは時間的体力的に難しく、
今後もチャンスを見つけてやろうと思います。


②隊員総会

8月は隊員総会がありました。
年2回あるのですが早くも3回目の参加。

ベナン中の隊員が集まって、
隊員間で調整が必要なことを話し合ったり、
大使館の方から安全対策についてご講和いただいたり、
違う分野で働く隊員の経験談を聞いたり、
同じ分野で働く隊員と分科会を開いたり、

します。

あと今回はスポーツ大会もやりました。
先ほどの体育隊員が発案してくれて、種目はドッジビー(フリスビーするドッジボール)です。
どこにフリスビーが飛んでいくかわからないので
難しかった。特に投げるとき。
人がやってると簡単そうに見えるのに。


総会の見どころは、みんなが着てくるベナン衣装。

衣装コンテストもあるのでその争いはし烈です。

団体2位を勝ち取った
任地ポルトノボ。



同期。健康で何より。



衣装は活動に関係ないじゃんと思われるかと思いますが、
あんまり関係ないのですが、こうしてベナンライフを満喫しているわけです。

いい笑顔♥

2012年8月31日金曜日

イニャム祭り

日本でも、米の収穫時期に祭りをしますが、

ベナンの中部地域では、イニャムの収穫初期に、
初物のイニャム収穫を祝う祭りをします。
ちょうどキリスト教の祝日と重なったので、出かけてきました。

到着直後、大量の牛のお出迎え。
放牧…?というのか、もちろん牛が通った後は、うん○注意。



この地域を治めていた王様(初代)の銅像。万歳。
現在まで王様は続いていますが、今は政治はやらず、催事、お祭りごと専門です。


上の銅像の説明文。
ここで注目してほしいのは、文字の大きさ。
上から下に段々小さくなっていってるのわかりますか。
別に大きい字が重要とかではなく、同じ文の続き。
たぶん入らなかったから小っちゃくなっちゃったのだろうけど。


こういうのを見ると、さすがベナン!と思ってしまいます。
全文書いてあれば特に細かいことは問題ないよね。
そのおおらかさ(つまりいい加減)。

人だかり、と思って近づいてみたら、
これからLutte(格闘技の意)をやるとのこと。

素晴らしい筋肉の選手団(黄色チーム)。
何度見ても黒人男性の筋肉にはほれぼれします。
自然で力強い。


黄色 v.s 赤色
ルールは簡単。対戦相手と組んで、背中がついた方が負け。
相撲と柔道を足して2で割ったような競技。



背中がついたら負け、つけないようにの図。


野次馬が審判にいちゃもんをつけています。
今のは背中ついてただろう!とか言ってのかな。
議論が好きなので、怒ってるようで楽しんでるのです。
試合が盛り上がると、試合時間よりいちゃもん時間の方が長くなります。


私がお気にいりの選手。
全身ばねで、スカッとする試合運びをする。


ここはCollines県(コリーン県)といって、翻訳すると山の県。
山が少ないベナンで、稜線を楽しむことができます。


日曜日なので、多くの人が着飾って教会へ行きます。


のぞくとこんな感じ。


山あり谷あり。
初代王朝が1557年だそうなので、歴史がある町、
街並みも整っていました。


犬も歩けば…




続いては、16世紀から現在まで続く、王様の家へお邪魔しました。


というのも、この日イニャム祭りを行う予定が、急きょ中止になったため、
観光客(ベナン人のほかに欧米人も多くいました)へ向けて自宅を公開することにした様子。
写真も撮り放題。イエイ。


中に入ると何やら力強い像。


続いては神託(oracle)の家。


神託は、この地域でとても重要視されています。
病気、結婚、政治、などなど、ことあるごとに、神託を受けに人々は占い師のところへ行きます。沖縄のユタのような感じでしょうか。
この家は王様専属です。
そういえば、今回急にイニャム祭りが中止になったのも、神託によるものという噂。
今年のイニャム祭りは、中止にした方がよいであろう…むにゃむやとかなんとか言われたのだろう。

今回の旅行は、友達の同僚のベナン人が案内してくれました。
この地域は、マヒ(Mahi)という民族が住んでいますが、マヒ人の彼が面白いことを教えてくれました。

マヒの人は赤ん坊が生まれると、占い師のところに連れていき、その子のマーク(よい表現が思いつかないけど)を占ってもらいます。そのマークの種類が下の写真。全部で100種類くらいあったかな。



この子は○○草(忘れた)のマークだ、となると、その子は生涯人に光を与え続ける人になるので、夜は真っ暗の中で寝てはいけない(常にろうそくの明かりをともしておく)。また○○草の弦で作られてるジャンベ(太鼓)はたたいてはいけない。弦が切れるとよくないことがおこるから。などなど、いろいろな約束事を一生守らなければなりません。
そのかわり、約束を守れば神様が守ってくれるのでしょうか。
キリスト教を信じつつも、民間信仰を守り続ける。話を聞くと不思議な感じですが、神様がいっぱいいるのは日本と似ていて、面白いですね。

ちなみに自分が何のマークかは誰にも秘密だそうです。だってもし自分が恨みを買って、夜ろうそくの火を消されたりしたら大変だから。
「恨み」に敏感でもあります。


これは生贄の儀式の場。鶏とか、山羊とか。ココナッツとか。



扉。木の扉はベナンで珍しい気がする。山があって木が多いからかな。



現在の王様は、この方。


門番。頭が牛、体が人間なのは、ギリシャ神話でミノタウロスというらしい。
どんな流れでここにこの銅像を作ったのか確かじゃないけど、
王様はいろんな地域のものをどんどん使っていて面白い。






さてやっとイニャムの話。
イニャムとはヤム芋のこと。


横から見るとこんな感じ。


こんなに重そうなものを10本近く頭にのっけって、ひょいひょいひょいと運んでしまう。


さてイニャムピレの作り方。
まず芋をふかします。


潰します。


搗きます。


搗きます。


出来上がり。

2012年8月30日木曜日

8月の話

しばらくご無沙汰してしまいました。お元気でしょうか。

ベナンは今雨季といいつつ、雨が降らない日が続いています。

今は小学校が夏休みなので、のんびりベナンを旅行したり、
ほかの隊員の活動を見に行ったりしています。
(こうやって書くと、学校が休みの時ばっかりです…
活動が波に乗ってくると休み、またやり直しの繰り返しで、なかなか思うように進んでいません)。

新学期は10月から学校が始まるわけですが、
今新企画を練り中です。

就学促進、学校衛生に効果があって
実現可能性と継続性、お金がかかるかどうか、等々考えはじめると、
いつもの考え込む癖でどんどんぬかるみにはまっていきます。
そういう時は誰かと話をしなきゃ、動かなきゃと焦っているうちに
8月も終わりを迎えそうです。

次回は、8月に行ったプチ旅行と、隊員総会について書きたいと思います。
写真が多くて、書きたいことが多くて、まとめ中です。

一部紹介。

コトヌーの夕日、バイクの海。



反対側に月。ヤシ(を模した電波塔)。



ところで、今時刻は18時半、職場をそろそろ出ようと荷物をまとめる矢先、
プロパンガスが部屋の前で爆発しました。

売り子が売りに来てたようですが、

こわ。

2012年7月26日木曜日

中間報告

ベナンに配属されてから1年経ったのでそろそろと職場で中間報告をしました。
目的は:
配属地ウエメ・プラトー県の現状について感じたこと、課題に思っていることを伝える。
去年の活動、これからの活動について理解してもらう。
日本人ボランティアの活動紹介。

でもぶっちゃけていうと、私こんなこと考えて仕事してますよ、と局長や、課長たち(人事課、財政課など10課ぐらいあります)に伝えることだろうな。きっといつもたどたどしいフランス語をしゃべる頼りない外人と思われてそうだから、その通りだけど。

私のカウンターパートが張り切ってくれて、フランス語の直しから、プロジェクターの手配から、予行練習まで、いろいろ手伝ってくれました。メルシーボーク。

レジュメの内容については、省略。質問も出たし、一緒に活動したいと申し出てくれた方もいらっしゃり、おおむね好評だったのではないでしょうか。自分に不足しているのは、人脈を作る力だなー、いつも自己完結してしまうなとここにきてしみじみ思うので、興味がある人がいるなんて機会があれば逃さないように頑張ります。

終わった瞬間から、節々が痛くなり、鼻水がとまりません。カウンターパートも同じ症状が出たらしくて、うつしたかしらねーご苦労かけました。

蕁麻疹と発熱再び、ガルディアンとも大ケンカをし、無気力と急にさみしくなり(ザ一人暮らし!)、ズドーンとなってたら、夜職場の人が遊びに来てくれました。中間発表の着付け(現地服)も手伝ってくれた人で、元気もらいました。ありがとう。

発表の様子。


うちの局長(ディレクター)。迫力あるなー。感想、おっしゃってる内容の半分もわからず、あとで解説してもらいました。。。

わが就学促進課。私、フエノーさん(カウンターパート)、チャビさん(カメラ照れ気味。ポーズは無理やりやってもらいました笑)

集合写真。

JICAの調整員さんと打ち上げ。
(撮影してくれたのは、隊員のゆかちゃん。駆け付けてくれてありがとう。)

イニャムピレ。いもで作ったもちみたいな味。実際に杵でいもを搗いて作ります。

今回自分の写真が多いけど、着飾ったからです。ご了承ください。へへ。

2012年7月12日木曜日

ベナン到着一年の発熱

職場では、トイレに行くとき係のおばちゃんに鍵を借りなければいけません。
(トイレに鍵が閉まっているので。)
一時期、鍵が無くなるたびに、
「ヨボ(白人のこと、ここではつまり私)、鍵を返せ。」と言われ、
「さっき返したじゃん!」と口論(けんか)してました。

6月中旬に、疲労だか、気候のせいだか、ベナン初発熱。
38℃から熱下がらず、悪寒、
ついにマラリアか!ハマダラ蚊か!と覚悟したけど、違いました。
扁桃腺の炎症のせいでした。
あーぁよかった。×100
と思いつつ初療養、atコトヌー、1週間。枕が合わず、肩こりになったけど、無事に帰宅。


さっき久々に職場のトイレに行ったら、
「おいヨボ(その呼び方は変わらず)、最近見なかったけど、具合でも悪かったのか。」と、予想外のお言葉。
ケンカ腰(というか何言われてもいいように武装して)行ったのだけど、心配されてしまいました。


こんなちょっとした出来事に、ベナンに来て一年たったんだなぁ、と実感するこの頃です。
モロッコへ旅行も行ったので、旅行+病気でしばらくポルトノボを空けていたのだけど、どこに行ってたのと、
みんなに心配されてちょっとほくっとした6月でした。
日本は暑さが増してるだろうけど、ベナンは今が一番寒いです(でも27度くらい)。
去年はむわっとして感じたけど、今年は寒く思わず長袖活用中です。


そうそう、6月にベナン到着一年、すでに2年の任期の折り返しです。
後輩もどんどんくるし、活動も気合を入れ直し、見直し、新企画を計画中。
身体測定は、27校6,166人を無事終了。試行錯誤は相変わらずです。

風邪の後日談。
抗生剤のアレルギーか、全身に蕁麻疹が出来てしまって、復帰早々再びコトヌーに戻りました。
慣れた慣れたと思ってたら油断大敵。
体調管理の大切さが身に沁みます。
いろいろつらかったべ。

【家の横の長屋の子ら。小学校が夏休みになって、遊んだり、掃除したり。それにしてもこの写真、各々の個性が発揮されてるなぁ。】


最後に、こっちでは「久しぶり」のことを
Il y a trois jours.(三日ぶりだね) といいます。
返事は現地語で、
Dokpo dje jiドッボジェジ(プラス一日=四日ぶりだよ)と答えます。
なんかかわいいっしょ。

【花の名前は知らないけど、ベナンのアジサイ(命名)。大きさはその5分の1くらい】


自己紹介

自分の写真
2011年6月より西アフリカのベナン在住。青年海外協力隊村落開発普及員としてベナンの学校保健に関わる仕事をしています。首都ポルトノボ(porto-novo)にある、ウエメ・プラトー県教育事務局(DDEMP)配属。千葉県出身。